井上拓真の戦績を2026年最新で完全整理!全25戦の勝敗と王座防衛の軌跡
2026年10月27日時点で、井上拓真のプロ通算成績は25戦23勝(5KO)2敗、引き分け0。大橋ボクシングジムの公式戦績表によると、最新試合は2026年9月27日に行われた那須川天心との再戦で、12回判定3-0の勝利を収め、WBC世界バンタム級王座の2度目の防衛に成功した。
井上拓真は、2018年のWBC世界バンタム級暫定王座獲得、2023年のWBA世界バンタム級王座獲得を経て、2024年10月に堤聖也に敗れて王座から陥落。その後、2025年11月に那須川天心を破ってWBC王座を獲得し、2026年5月には井岡一翔を下して初防衛を果たした。敗戦からの再起と、強豪相手の連続防衛が現在のキャリアを理解する重要なポイントだ。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 最新戦績:プロ25戦23勝(5KO)2敗。2026年9月27日の那須川天心戦に判定勝ちし、WBC世界バンタム級王座を防衛。
- 主な勝敗:堤聖也には2024年10月に判定負け。那須川天心には2025年11月、2026年9月と2連勝し、井岡一翔にも2026年5月に勝利。
- 現在の立場:WBC世界バンタム級王者。KO数だけでは測れない技術、試合中の修正力、12ラウンドを通してポイントを積み重ねる能力が持ち味。
【2026年最新】井上拓真の戦績は25戦23勝2敗!最新試合結果を解説
井上拓真の現在の戦績を確認するうえで、最初に押さえたいのは、2026年9月27日の那須川天心戦がプロ25戦目に当たることだ。大橋ボクシングジムの公式戦績表では、23勝(5KO)2敗と記録されている。
直近3試合は、那須川天心との初対決、井岡一翔との初防衛戦、そして那須川との再戦。いずれも12ラウンドの判定決着で、世界王座を懸けた大舞台で3連勝を飾った。
2026年9月27日の再戦では、那須川が7回に左ストレートでダウンを奪う場面を作った。それでも井上は試合を立て直し、判定3-0で勝利。採点は114-113、116-111、116-111だった。1人のジャッジは僅差だったものの、残る2人は井上を5ポイント差で支持している。
この結果、井上はWBC世界バンタム級王座の2度目の防衛に成功した。勝利だけでなく、ダウンを奪われた後も試合を崩さず、最後まで判定をまとめた点が注目される。
なお、戦績の数字は更新時点によって変わる。2025年11月の那須川戦直後は21勝(5KO)2敗、2026年5月の井岡戦後は22勝(5KO)2敗、2026年9月の再戦後は23勝(5KO)2敗となった。古い記事に記載された通算成績を見る際は、試合日と照合する必要がある。

【井上拓真の戦績一覧】プロデビューから最新試合まで全25戦
以下は、大橋ボクシングジムの公式戦績表を基に整理した全25試合の一覧だ。勝敗だけでなく、世界王座や地域タイトルを懸けた主な試合も確認できる。
| 日付 | 対戦相手 | 結果 | 主な内容・位置づけ |
|---|---|---|---|
| 2013年12月6日 | 福原辰弥 | ○ 判定 | プロデビュー戦 |
| 2014年4月6日 | ファーラン・サックリン・ジュニア | ○ 判定 | プロ4戦目 |
| 2014年9月5日 | チャナチャイ・ソーシアムチャイ | ○ 2回KO | KO勝利 |
| 2014年12月30日 | ネストール・ナルバエス | ○ 判定 | 年末興行で勝利 |
| 2015年7月6日 | マーク・アンソニー・ヘラルド | ○ 判定 | OPBF東洋太平洋スーパーフライ級王座獲得 |
| 2015年12月29日 | レネ・ダッケル | ○ 判定 | OPBF王座防衛 |
| 2016年5月8日 | アフリザル・タンボレシ | ○ 2回TKO | OPBF王座防衛 |
| 2016年9月4日 | フローイラン・サルダール | ○ 判定 | 判定勝利 |
| 2017年8月30日 | 久高寛之 | ○ 判定 | 判定勝利 |
| 2017年12月30日 | 益田健太郎 | ○ 判定 | 年末興行で勝利 |
| 2018年5月25日 | ワルド・サブ | ○ 1回KO | KO勝利 |
| 2018年9月11日 | マーク・ジョン・ヤップ | ○ 判定 | WBC世界バンタム級指名挑戦者決定戦 |
| 2018年12月30日 | ペッチ・CP・フレッシュマート | ○ 判定 | WBC世界バンタム級暫定王座獲得 |
| 2019年11月7日 | ノルディーヌ・ウバーリ | ● 判定 | WBC王座統一戦で敗戦 |
| 2021年1月14日 | 栗原慶太 | ○ 判定 | OPBF東洋太平洋バンタム級王座獲得 |
| 2021年11月11日 | 和氣慎吾 | ○ 判定 | WBOアジアパシフィックスーパーバンタム級王座獲得 |
| 2022年6月7日 | 古橋岳也 | ○ 判定 | WBOアジアパシフィック・日本スーパーバンタム級統一戦 |
| 2022年12月13日 | ジェイク・ボルネア | ○ 8回TKO | KO・TKO勝利 |
| 2023年4月8日 | リボリオ・ソリス | ○ 判定 | WBA世界バンタム級王座獲得 |
| 2024年2月24日 | ジェルウィン・アンカハス | ○ 9回KO | WBA王座初防衛 |
| 2024年5月6日 | 石田匠 | ○ 判定 | WBA王座防衛 |
| 2024年10月13日 | 堤聖也 | ● 判定 | WBA王座から陥落 |
| 2025年11月24日 | 那須川天心 | ○ 判定 | WBC世界バンタム級王座獲得 |
| 2026年5月2日 | 井岡一翔 | ○ 判定 | WBC王座初防衛 |
| 2026年9月27日 | 那須川天心 | ○ 判定 | WBC王座2度目の防衛 |
この一覧で特に目を引くのは、25戦中23勝という安定した勝率だけではない。2019年のウバーリ戦と2024年の堤戦で敗れた後、いずれもキャリアを立て直し、再び世界王座を獲得している点だ。
また、プロデビューから2026年9月まで、KO・TKOによる勝利は合計5回。対戦相手の実力が上がり、世界タイトルマッチの比重が増すにつれて、単純な倒し合いよりも技術と採点を意識した試合がキャリアの中心になっている。
【タイトル獲得歴】WBC暫定王座、WBA王座、そしてWBC王者への道
井上拓真のキャリアは、複数の世界王座と地域タイトルを経験しながら、世界トップクラスの相手との対戦を重ねてきた歩みでもある。ホリプロ公式プロフィールや大橋ボクシングジムの戦績表には、WBC世界バンタム級暫定王座、WBA世界バンタム級王座などの獲得歴が記載されている。
2018年12月30日、ペッチ・CP・フレッシュマートに判定勝ちしてWBC世界バンタム級暫定王座を獲得。翌2019年11月には、ノルディーヌ・ウバーリとの王座統一戦に臨んだが、判定で敗れ、初黒星を喫した。
その後、2023年4月8日にリボリオ・ソリスを判定で下し、WBA世界バンタム級王座を獲得。2024年2月にはジェルウィン・アンカハスを9回KOで退け、世界王座で初めてKO勝利を記録した。続く石田匠戦にも判定勝ちしたものの、同年10月の堤聖也戦で敗れ、3度目の防衛に失敗している。
転機となったのは2025年11月24日だ。那須川天心とのWBC世界バンタム級王座決定戦で判定勝ちし、約1年1カ月ぶりに世界王者へ返り咲いた。これが現在につながるWBC王座獲得の出発点となった。
2026年5月2日の井岡一翔戦では、2回と3回にダウンを奪い、判定3-0で初防衛に成功。採点は118-108、119-107、120-106と大差だった。井岡は世界4階級制覇を達成した実績を持つ選手であり、この勝利は拓真の実力を示す大きな結果となった。
そして9月27日、那須川との再戦にも勝利。現在の井上拓真は、WBA王座を失った後にWBC王座を獲得し、2度の防衛を果たした世界バンタム級王者である。

【堤聖也戦の敗北】なぜ王座を失い、どう再起したのか
井上拓真の戦績を語るうえで、2024年10月13日の堤聖也戦は避けて通れない。WBA世界バンタム級王者だった井上は、同級2位の堤を相手に3度目の防衛戦に臨んだが、12ラウンドを戦い抜いた末に0-3の判定負け。王座を失った。
日刊スポーツなどの試合報道によると、10回には堤の左フックを受けた場面でダウンを宣告されるなど、苦しい展開もあった。最終的な判定は井上にとって厳しいものとなり、これでプロ2敗目となった。
ただし、この敗戦を単に「世界王者としての実力不足」と結びつけるのは早計だ。ボクシングの12回判定戦では、パンチの的確さ、攻防の主導権、ラウンドごとのポイントの積み重ねが勝敗を左右する。KOされずに最後まで戦い抜いても、採点で相手を上回れなければ王座を失う。
堤戦の後、井上は2025年11月に那須川天心を破り、WBC王座を獲得した。敗戦から約1年1カ月で世界王者に返り咲いたことは、試合結果だけを追っていると見落としやすい重要な事実だ。
その再起を支えた要素として、2025年の那須川戦では中盤以降に距離を詰め、接近戦で主導権を握ったことが挙げられる。スポーツナビの試合速報でも、序盤の探り合いから井上が距離を縮め、後半にかけてポイントを積み重ねた展開が記録されている。
堤戦はキャリアの失敗で終わった試合ではない。WBA王座を失った後、別の世界王座を獲得するまでの過程を考えれば、井上が敗戦を経て立て直したことを示す転換点でもある。
【KO率とボクシングスタイル】井上拓真の強みは倒す力だけではない
井上拓真のKO率を数字で見ると、23勝のうちKO・TKO勝ちは5回。勝利数を分母にしたKO率は約21.7%となる。全25試合を分母にすると20%だ。一般的に「KO率」と呼ぶ際は計算方法が異なる場合があるため、数字を比較するときは分母を確認したい。
この数値だけを見ると、井上は一撃で相手を倒すタイプというより、技術と試合運びで勝利を積み重ねる選手だと分かる。もちろん、アンカハス戦の9回KOやボルネア戦の8回TKOなど、世界レベルの相手をストップした実績も持つ。
大橋ボクシングジムの選手情報などで確認できる基本データは、身長164cm、リーチ163cm。オーソドックススタイルを採用し、ジャブやワンツーを軸に距離を管理しながら、相手の反応に応じて攻撃の組み立てを変える。
2025年の那須川戦では、相手が得意とする遠い距離での攻防に固執せず、試合が進むにつれて接近戦を増やした。2026年の井岡戦では、2度のダウンを奪う攻撃力も示している。2026年9月の那須川との再戦ではダウンを奪われながら判定勝ちしており、攻撃面だけでなく、危機的な場面で試合を立て直す能力も確認できた。
一方、KO率が高くないからといって、パンチ力や攻撃力が不足していると判断することはできない。KO率は対戦相手のレベル、戦術、試合展開にも左右される指標だからだ。井上の場合、世界タイトルマッチで判定勝ちを重ねていること自体が、長いラウンドを戦いながら勝利をまとめる力を示している。
戦績から読み取れる特徴は、次の3点だ。
- 距離の調整:相手の得意な間合いを見極め、試合中に攻め方を修正する。
- 判定で勝ち切る能力:12ラウンドを通してポイントを積み重ね、KOに頼らず勝利を手にする。
- 再起力:2019年のウバーリ戦、2024年の堤戦で敗れた後、再び世界王座を獲得している。

【井上尚弥との兄弟関係】現在の世界ランキングと拓真独自の評価軸
井上拓真は、4団体統一経験を持つ世界的な実力者・井上尚弥の弟としても知られている。2人は兄弟で、拓真は大橋ボクシングジムに所属。ホリプロ公式プロフィールには、父の井上真吾がトレーナーを務めることも紹介されている。
ただし、兄の実績と弟の評価は分けて考える必要がある。井上尚弥は圧倒的なKO能力や複数階級での実績によって評価される一方、拓真はバンタム級での世界王座獲得、判定戦での対応力、敗戦からの再起といった独自のキャリアを築いてきた。
2026年10月27日時点で、拓真の立場はWBC世界バンタム級王者だ。世界ランキングを確認する際も、単なる順位の数字だけでなく、どの団体の王座を保持しているのか、直近で誰に勝ったのか、どの防衛戦をクリアしたのかを見ることが重要になる。
2025年11月に那須川天心を破って王座を獲得し、2026年5月には井岡一翔、9月には那須川との再戦にも勝利した。世界タイトル戦で強豪を続けて退けたことは、現在の評価を支える実績だ。
また、那須川戦を2試合とも判定で制したことから、両者の対戦結果をKO数だけで評価するのは適切ではない。ボクシングでは、パンチを当てる精度、相手の攻撃を防ぐ技術、ラウンドごとの主導権も勝敗に直結する。再戦でダウンを奪われながら勝利した事実は、拓真の試合運びを評価するうえで見逃せない。
【プロの結論】井上拓真の戦績を評価するなら3つの数字を見る
井上拓真の戦績を正確に理解するには、通算勝利数だけではなく、敗戦の内容、世界王座の獲得・防衛歴、そして直近の対戦相手を合わせて見る必要がある。
第一の基準は、23勝2敗という通算成績。25戦で23勝を挙げ、2敗はいずれも判定によるものだ。世界レベルの対戦を重ねるなかで勝ち星を積み上げている一方、強豪との判定戦では課題も経験してきた。
第二の基準は、世界王座の履歴。2018年にWBC暫定王座を獲得し、2023年にWBA王座を獲得。堤聖也戦でWBA王座を失った後、2025年にWBC王座を獲得している。獲得したベルトの数だけでなく、どの相手に勝ち、どの試合で敗れたかを追うとキャリアの流れが見えてくる。
第三の基準は、直近3試合の内容。那須川天心との初戦、井岡一翔との防衛戦、那須川との再戦はいずれも判定勝ちだった。井岡戦では2度のダウンを奪い、再戦ではダウンを奪われても勝利している。異なる展開の試合を勝ち切ったことは、現王者としての評価に直結する。
KO率だけで選手の強さを判断したい人には、井上拓真の魅力は伝わりにくいかもしれない。しかし、試合ごとの戦術変更や判定で勝ち切る技術、世界王座を取り戻した経緯まで追えば、単純なKO数では測れない選手像が浮かび上がる。
【井上拓真戦績】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:井上拓真の現在の戦績は何戦何勝ですか?
A1:2026年10月27日時点で、プロ25戦23勝(5KO)2敗、引き分け0です。最新試合は2026年9月27日の那須川天心戦で、判定3-0で勝利しました。
Q2:井上拓真は堤聖也に負けたことがありますか?
A2:あります。2024年10月13日のWBA世界バンタム級タイトルマッチで堤聖也に0-3の判定負けを喫し、王座から陥落しました。その後、2025年11月に那須川天心を破ってWBC世界バンタム級王者に返り咲いています。
Q3:井上拓真と那須川天心の試合結果はどうなりましたか?
A3:2025年11月24日の初対決は井上拓真が判定3-0で勝利し、WBC世界バンタム級王座を獲得しました。2026年9月27日の再戦も井上が判定3-0で制し、王座の2度目の防衛に成功しています。
まとめ:井上拓真の今後は世界王座の防衛と強豪対決に注目
井上拓真の2026年最新戦績は、25戦23勝(5KO)2敗。2026年9月27日の那須川天心との再戦を判定で制し、WBC世界バンタム級王座の2度目の防衛に成功した。
キャリアを振り返ると、2019年のノルディーヌ・ウバーリ戦、2024年の堤聖也戦という2つの敗戦が大きな転換点になっている。いずれも判定負けだったが、その後に世界王座を獲得しており、再起する力を示してきた。
2026年は井岡一翔に大差の判定勝ちを収め、那須川との再戦でも勝利。今後の評価を左右するのは、次の防衛戦でどのような相手と対戦し、どんな内容で勝利するかだろう。KO率だけに注目するのではなく、対戦相手の実績、判定内容、王座防衛の積み重ねを合わせて見ることが、井上拓真の実力を理解する最も確かな方法となる。 (出典: 井上 拓真 戦績(Yahoo!ニュース))