立ち幅跳びの平均は何cm?2026年最新の男女・年齢別データと記録を伸ばすコツを徹底解説
立ち幅跳びの平均は何cmなのか。自分の記録が平均より上なのか、それとも低いのか、気になっている人は多いはずです。2026年10月現在、スポーツ庁が公表した令和7年度の調査結果では、小学5年生の平均は男子150.96cm・女子142.39cm、中学2年生は男子197.50cm・女子166.39cmとなっています。
ただし、立ち幅跳びの平均は学年や年齢、性別によって異なります。大人の場合も20代と40代では目安が変わり、学校の新体力テストでは記録に応じた得点基準も設けられています。この記事では、最新の全国データをもとに、小中学生の男女別平均、高校生・大人の年齢別目安、得点表の読み方、正しい跳び方、記録を伸ばすための実践的なコツまで詳しく解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 小中学生の全国平均:小学5年生は男子150.96cm・女子142.39cm、中学2年生は男子197.50cm・女子166.39cm。
- 高校生・大人の目安:令和7年度の年齢別調査では、15〜17歳の男子は約220〜229cm、20〜24歳の男性は224.65cmが平均。
- 記録を伸ばす方法:腕振り、股関節・膝・足首の連動、着地姿勢を改善すると、跳躍動作の効率を高めやすい。
【立ち幅跳びの平均は何cm?】2026年最新の全国データを解説
立ち幅跳びは、助走をつけずに両足で踏み切り、前方へどれだけ遠く跳べるかを測る種目です。陸上競技の跳躍種目として知られる一方、学校の新体力テストでは、主に瞬発力や下半身を中心とした跳躍能力を評価する項目として実施されています。
2026年10月11日に公表されたスポーツ庁の「令和7年度体力・運動能力調査」と「令和7年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査」には、年齢別の平均値と、小学5年生・中学2年生の男女別全国集計が掲載されています。
まず押さえておきたいのは、全国平均を調べる際には、どの調査の数字なのかを確認することです。小中学生を対象にした全国調査の平均値と、幅広い年齢層を対象にした年齢別調査の平均値は、調査対象や集計方法が異なります。
例えば、小学5年生男子の全国集計は150.96cmですが、年齢別調査における10歳男子の平均は156.00cmです。この差は、単純な計算ミスを意味するものではありません。異なる調査の数値を同じ母集団の結果として扱わず、目的に合ったデータを参照することが大切です。
学校の体力テストで自分の記録を比較したい場合は、同じ学年・性別を対象にした全国調査の数値が有力な基準になります。一方、年齢に応じた発達傾向や成人後の変化を知りたい場合は、年齢別調査が参考になります。

【小学生・中学生の立ち幅跳び平均】学年・男女別の全国データ
小中学生の平均を調べるうえで、特に重要なのがスポーツ庁の令和7年度全国調査です。この調査で全国集計が公表されている小学5年生と中学2年生の平均は、次のとおりです。
- 小学5年生男子:150.96cm
- 小学5年生女子:142.39cm
- 中学2年生男子:197.50cm
- 中学2年生女子:166.39cm
小学5年生では男女差が8.57cm、中学2年生では31.11cmです。中学2年生の集計では男女の平均差が大きくなっていますが、この数値だけで個々の生徒の運動能力を判断することはできません。成長のタイミングや体格、運動経験、跳躍技術などによって記録には個人差が生じます。
また、ここで注意したいのが「学年別の全国平均」という言葉の意味です。令和7年度の全国体力・運動能力、運動習慣等調査で、上記の全国集計が示されているのは小学5年生と中学2年生です。小学1〜4年生や小学6年生、中学1年生・3年生の全国平均として、これらの数字をそのまま流用することはできません。
ほかの学年の目安を知りたい場合は、次の年齢別データも参考になります。ただし、年齢別調査の数値は学年別の全国集計とは別の調査結果です。おおよその発達段階を比較するための目安として活用してください。
さらに、立ち幅跳びは身長が高いほど必ず遠くへ跳べる種目ではありません。踏み切り時に生み出す力、腕と脚の動作のタイミング、空中姿勢、着地までの動作が結果に影響します。平均を下回っていても、動作を見直すことで記録を伸ばせる可能性があります。
【年齢別の立ち幅跳び平均】高校生・大人は何cm跳べばよい?
スポーツ庁の令和7年度体力・運動能力調査では、6歳から64歳までの立ち幅跳びについて、年齢別・男女別の平均値を確認できます。以下は、同調査の年齢別集計をもとにした一覧です。小学生から高校生までは学年の目安も併記しています。
| 年齢・学年の目安 | 男子・男性の平均 | 女子・女性の平均 |
|---|---|---|
| 6歳・小学1年生ごろ | 116.41cm | 106.77cm |
| 7歳・小学2年生ごろ | 126.84cm | 117.15cm |
| 8歳・小学3年生ごろ | 138.33cm | 127.98cm |
| 9歳・小学4年生ごろ | 146.44cm | 135.81cm |
| 10歳・小学5年生ごろ | 156.00cm | 146.38cm |
| 11歳・小学6年生ごろ | 166.44cm | 154.91cm |
| 12歳・中学1年生ごろ | 185.58cm | 167.53cm |
| 13歳・中学2年生ごろ | 203.85cm | 171.15cm |
| 14歳・中学3年生ごろ | 217.34cm | 173.94cm |
| 15歳・高校1年生ごろ | 219.64cm | 169.75cm |
| 16歳・高校2年生ごろ | 223.47cm | 171.31cm |
| 17歳・高校3年生ごろ | 228.84cm | 171.11cm |
| 18歳 | 225.34cm | 168.64cm |
| 19歳 | 226.16cm | 168.16cm |
| 20〜24歳 | 224.65cm | 168.50cm |
| 25〜29歳 | 222.65cm | 163.99cm |
| 30〜34歳 | 216.91cm | 159.23cm |
| 35〜39歳 | 210.28cm | 153.55cm |
| 40〜44歳 | 203.26cm | 149.29cm |
| 45〜49歳 | 196.76cm | 144.81cm |
| 50〜54歳 | 189.02cm | 140.02cm |
| 55〜59歳 | 182.93cm | 135.59cm |
| 60〜64歳 | 173.09cm | 129.31cm |
出典:スポーツ庁「令和7年度体力・運動能力調査」の年齢別集計。年齢別調査の平均値であり、小学5年生・中学2年生の全国調査の平均値とは調査対象・集計方法が異なります。学年は年齢から見たおおよその目安です。
小学生では、年齢が上がるにつれて平均記録も伸びる傾向が見られます。中学生になると成長に伴う体格や筋力の変化が記録に反映されやすくなりますが、伸び方には個人差があります。
高校生の平均を見ると、男子は15歳の219.64cmから17歳の228.84cmへと上昇しています。一方、女子は15歳の169.75cm、16歳の171.31cm、17歳の171.11cmとなっています。年齢別の平均は集団の傾向を示すものであり、すべての人が同じ軌跡で記録を伸ばすわけではありません。
大人では、20〜24歳の平均が男性224.65cm、女性168.50cmです。その後、年齢区分が上がるにつれて平均記録は低下する傾向にあります。ただし、年齢だけで個人の能力を決めつけることはできません。日頃の運動習慣や下半身の筋力、柔軟性、跳び方の経験なども記録に関係します。
なお、65歳以上についてもスポーツ庁の調査対象に含まれていますが、上の一覧は20〜64歳までの成人を対象にした比較です。65歳以上の人が記録を比較する場合は、該当する年齢区分の統計を確認し、安全性にも配慮して測定してください。

【立ち幅跳びの得点表】何cmで何点?5段階評価との違い
学校の新体力テストでは、立ち幅跳びの記録を「何cm跳べたか」だけでなく、項目別得点表に当てはめて評価します。得点基準は年齢区分と男女によって異なり、小学生用、中学生・高校生用、成人用では同じ距離でも点数が変わります。
文部科学省・スポーツ庁の新体力テスト実施要項に基づく代表的な基準を確認してみましょう。
小学生男子・女子の基準
- 男子:192cm以上で10点、180〜191cmで9点、168〜179cmで8点。
- 女子:181cm以上で10点、170〜180cmで9点、160〜169cmで8点。
中学生・高校生男子・女子の基準
- 男子:265cm以上で10点、254〜264cmで9点、242〜253cmで8点。
- 女子:210cm以上で10点、200〜209cmで9点、190〜199cmで8点。
成人男性・女性の基準
- 男性:260cm以上で10点、248〜259cmで9点、236〜247cmで8点。
- 女性:202cm以上で10点、191〜201cmで9点、180〜190cmで8点。
上記は各区分の高得点側の基準です。より低い記録にも1〜7点の区分が設けられています。記録が境界付近にある場合は、対象年齢に対応する実施要項の項目別得点表で確認してください。
また、立ち幅跳びの「10段階の項目別得点」と、体力テスト全体の「A〜Eの5段階評価」は別の仕組みです。A〜E評価は、立ち幅跳びだけで決まるのではなく、握力、上体起こし、長座体前屈、反復横とび、持久力、50m走、ボール投げなど、実施対象に応じた複数の種目の得点を合計して判定します。
ネット上では、立ち幅跳びの記録を独自の5段階評価に換算した表も見られます。こうした表は、平均値や標準偏差を利用して記録の位置づけを推定する参考資料にはなりますが、国が定めた立ち幅跳び単独の公式5段階評価と混同しないことが大切です。
例えば、令和7年度の小学5年生の全国調査では、立ち幅跳びの標準偏差は男子25.06cm、女子24.22cmと報告されています。標準偏差は記録のばらつきを示す数値です。平均からどの程度離れているかを考える材料にはなりますが、それだけで学校の成績や運動能力全体が決まるわけではありません。
【立ち幅跳びの正しいやり方】文部科学省の実施要項を確認
立ち幅跳びの記録を正しく比較するには、測定方法をそろえる必要があります。踏み切り線や着地点の扱いが違えば、同じ人が跳んでも記録が変わってしまうためです。
スポーツ庁が示す新体力テストの実施要項では、基本的に次の手順で測定します。
- 両足を軽く開き、つま先を踏み切り線の前端にそろえて立つ。
- 両足で同時に踏み切り、前方へ跳ぶ。
- 着地時に身体が触れた位置のうち、踏み切り線に最も近い位置までの距離を測る。
- 2回実施し、良い方の記録を採用する。
- 記録はセンチメートル単位とし、1cm未満の端数は切り捨てる。
着地した足先だけを測るわけではない点には注意が必要です。両足で着地しても、手やお尻などが後ろ側についてしまえば、その身体が触れた位置が計測の基準になることがあります。跳んだ距離を伸ばすだけでなく、前方へ安定して着地することも記録を左右します。
測定前にはウォーミングアップを行い、足首、アキレス腱、膝などを十分に動かしておきましょう。滑りやすい床や不安定なマットでの測定は避け、周囲に人や障害物がないことも確認してください。
【立ち幅跳びの記録を伸ばすコツ】腕振り・膝の角度・着地を改善
立ち幅跳びで記録を伸ばすには、脚の筋力だけに頼るのではなく、踏み切りから着地までの動作をつなげることが重要です。練習では、次の3点を意識してみましょう。
1.腕振りで全身の動きを連動させる
腕は跳躍のタイミングをつくる重要な要素です。踏み切る前に腕を後方へ引き、跳ぶ動作に合わせて前方から上方へ力強く振り出します。腕を振るタイミングが脚の伸展と合うと、全身を使った跳躍につながりやすくなります。
ただし、腕だけを速く振れば必ず記録が伸びるわけではありません。腕の動きに脚がついてこなければ、踏み切りの力を十分に活用できないことがあります。まずは無理に力むのではなく、腕と脚を同じタイミングで動かす練習から始めてください。
2.膝だけでなく股関節・足首も使って踏み切る
踏み切り前は、股関節、膝、足首を自然に曲げ、身体を安定させます。その後、両脚を伸ばしながら前方へ跳び出します。膝だけを深く曲げるのではなく、股関節から身体を折りたたむように準備し、全身の動作を連動させることがポイントです。
「膝は何度まで曲げるべきか」と気になる人もいるかもしれませんが、すべての人に当てはまる唯一の角度があるわけではありません。体格や柔軟性によって適した姿勢は変わります。深くしゃがみ込みすぎて動きが止まったり、逆に膝をほとんど曲げずに跳んだりするよりも、無理のない範囲で反動を使える姿勢を探しましょう。
3.着地では脚を前に出し、後ろへ倒れない
空中では両脚を前方へ運び、着地の直前に足を出します。着地後は膝を適度に曲げて衝撃を吸収し、上体が後ろに倒れないように意識します。足を前に出せても、手やお尻が後方についてしまえば、記録が短くなる場合があります。
着地の練習では、遠くへ跳ぶことだけを目標にせず、前方へ安定して降りる動作を繰り返してください。慣れてきたら、腕振り、踏み切り、着地を一連の動きとして練習すると、フォームの改善につなげやすくなります。
なお、練習量を増やせば必ず記録が伸びるとは限りません。連続して全力ジャンプを繰り返すと、疲労によってフォームが崩れたり、膝や足首に負担がかかったりします。十分に休憩を取り、痛みが出た場合は練習を中止してください。
【プロの結論】平均値だけで判断せず、比較する条件をそろえる
立ち幅跳びの平均を調べるとき、最も重要なのは、自分の記録と比較対象の条件をそろえることです。小学5年生の全国平均と10歳の年齢別平均は、似た年齢を扱っていても同じ調査ではありません。数値の違いだけを見て、どちらかが間違っていると判断するのは適切ではありません。
また、平均を超えたかどうかだけで、運動能力の優劣を決めることもできません。立ち幅跳びは瞬発的な跳躍能力を測る種目の一つですが、持久力、柔軟性、敏捷性、筋力など、体力にはさまざまな要素があります。ある種目の記録が平均より低くても、ほかの能力まで低いとは限りません。
自分の記録を評価するときは、次の基準で考えると判断しやすくなります。
- 学校のテスト結果を比較したい人:同じ学年・性別の全国集計や、学校から示された評価基準を確認する。
- 年齢に応じた成長を知りたい人:年齢別調査の平均値を参考にし、前年や過去の自分の記録と比較する。
- 得点を上げたい人:対象年齢の項目別得点表で次の得点区分を確認し、必要な距離を目標にする。
- 記録が伸び悩んでいる人:平均との差だけを見るのではなく、腕振り、踏み切り、着地のどこに改善点があるかを確認する。
平均値は、個人の可能性を決める数字ではなく、現在の位置を把握するための目安です。年齢や性別に合った基準を使い、同じ条件で測定し、フォームを改善しながら過去の自分と比較することが、無理なく記録を伸ばすための基本になります。
【立ち幅跳び平均】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:小学5年生の立ち幅跳びの平均は何cmですか? A1:スポーツ庁の令和7年度全国調査では、男子150.96cm、女子142.39cmです。これは小学5年生を対象にした全国集計の数値です。
Q2:中学2年生の立ち幅跳びの全国平均は何cmですか? A2:令和7年度の全国集計では、男子197.50cm、女子166.39cmです。年齢別調査の13歳の平均とは調査方法が異なるため、数値を比較する際は注意してください。
Q3:高校生の立ち幅跳びの平均は何cmですか? A3:令和7年度の年齢別調査では、男子は15歳219.64cm、16歳223.47cm、17歳228.84cm、女子は15歳169.75cm、16歳171.31cm、17歳171.11cmです。高校生の目安として参考になりますが、学年別の全国集計とは異なります。
Q4:大人の立ち幅跳びの平均は何cmですか? A4:20〜24歳の平均は男性224.65cm、女性168.50cmです。年齢が上がるにつれて平均が低下する傾向はありますが、運動習慣や個人差によって記録は変わります。
Q5:立ち幅跳びは何cm跳べば10点ですか? A5:新体力テストの項目別得点表では、小学生男子は192cm以上、女子は181cm以上、中学生・高校生男子は265cm以上、女子は210cm以上で10点です。成人では男性260cm以上、女性202cm以上が10点の基準です。対象年齢に合った実施要項を確認してください。
Q6:立ち幅跳びの記録を伸ばすには何を意識すればよいですか? A6:腕を後方から前方へ振るタイミング、股関節・膝・足首を連動させた踏み切り、後ろに倒れない着地を意識しましょう。全力ジャンプを繰り返すだけでなく、動作を分けて練習することも有効です。
まとめ:2026年最新の平均を目安に、自分の記録を伸ばそう
2026年10月現在、スポーツ庁の令和7年度全国調査で示された立ち幅跳びの平均は、小学5年生男子150.96cm・女子142.39cm、中学2年生男子197.50cm・女子166.39cmです。高校生や大人については、年齢別調査の平均値を参考にすることで、成長段階や年齢による記録の傾向を把握できます。
ただし、学年別の全国集計と年齢別調査は、対象や集計方法が異なります。数字を比較するときは、調査の種類、年齢、性別を確認することが欠かせません。また、立ち幅跳びの10段階の項目別得点と、体力テスト全体のA〜E評価は別の指標です。
記録を伸ばしたいなら、腕振り、踏み切りの姿勢、着地の安定性を一つずつ見直してみましょう。全国平均はあくまで目安です。正しい測定方法で自分の記録を継続的に確認し、過去の自分からどれだけ成長できたかを評価することが、着実な上達につながります。 (出典: 立ち 幅跳び 平均(Yahoo!ニュース))