車の名称・部位一覧を完全解説!外装・内装・足回りの位置と役割、修理用語まで徹底解剖

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車の名称・部位一覧を完全解説!外装・内装・足回りの位置と役割、修理用語まで徹底解剖
車の名称・部位一覧を完全解説!外装・内装・足回りの位置と役割、修理用語まで徹底解剖
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🎵 車の名称・部位一覧を完全解説!外装・内装・足回りの位置と役割、修理用語まで徹底解剖

車の部位名称は、バンパーやボンネットのような外装から、ハンドルやダッシュボードなどの内装、タイヤやサスペンションといった足回りまで多岐にわたります。普段は何気なく使っている車でも、修理を依頼するときや中古車を購入するとき、部品を交換するときには、正確な名称を知っているかどうかで説明のしやすさが変わります。

日本自動車工業会(JAMA)やJAFの解説を参考に、車の各部名称と役割、前面・後面・側面の外装、車内の装備、エンジンルーム、足回りの部品を整理しました。2026年に車の知識を身につけたい初心者にもわかりやすいよう、日常的な呼び方と整備現場で使われる名称の違い、修理時に間違えやすいポイントまで解説します。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
  • 要点1:車の部位は、外装・内装・足回り・エンジンルーム・駆動系などに分類すると覚えやすい。
  • 要点2:バンパーは車体の前後、ボンネットは主に車体前方、フェンダーはタイヤ周辺に位置する。
  • 要点3:修理や部品注文では、通称だけでなく正式名称、左右、前後、車種、型式まで確認することが大切。

【基本編】車の部位名称一覧!まずは全体の構造を把握しよう

車の部品を覚えるときは、細かい名称を一つずつ暗記するより、車をどのような機能で構成しているかを理解するのが近道です。

JAFの「クルマ何でも質問箱」では、自動車の構成を大きくボディ、シャシー、エンジン、ドライブトレインに分類しています。エンジンとドライブトレインを合わせたものは、パワートレインと呼ばれることもあります。

ただし、車種によって構造は異なります。ガソリン車、ハイブリッド車、電気自動車(EV)では動力を生み出す仕組みが違うため、すべての車に同じ部品が搭載されているわけではありません。

まずは、車の部位を大きく次の5つに分けて覚えましょう。

  • 外装:ボンネット、バンパー、ドア、フェンダー、ルーフなど
  • 内装:ハンドル、ダッシュボード、シート、センターコンソールなど
  • 足回り:タイヤ、ホイール、ブレーキ、サスペンションなど
  • 動力・駆動系:エンジン、トランスミッション、ドライブシャフトなど
  • 電装・制御系:バッテリー、センサー、各種制御装置、灯火類など

なお、エンジンルームは部品の機能を示す分類というより、車両前方などに設けられた部品の配置場所を表す言葉です。車種によってはエンジンが後方に搭載されていたり、EVのように従来型のエンジンを搭載していなかったりする場合もあります。

このように「どこにある部品なのか」と「何の機能を持つ部品なのか」を分けて考えると、複雑な車の構造も整理しやすくなります。

当時のメディア報道・掲載写真
【検証資料 1】当時のメディア報道・掲載写真(出典:blog.jama.or.jp)

【外装編】車の前面・後面・側面の名称と役割を徹底解説

車の外装は、目で見て位置を確認できるため、初心者が最初に覚えたい分野です。特にバンパー、ボンネット、フェンダー、ピラーは、修理や事故の説明でも頻繁に使われます。

車の前面にある部位名称

車の正面に立ったとき、前方の外装部品は次のように見分けられます。

  • ボンネット(フード):主に車体前方にある開閉式のパネル。エンジンルームなどを覆う。
  • フロントバンパー:車体前端にある部品。衝突時の損傷や衝撃への対応に関わり、内部の補強部材などと組み合わせて構成される。
  • フロントグリル:車両前面の開口部などに設けられる網状・格子状の部分。デザインに加え、車種によっては冷却用の空気を取り込む役割を持つ。
  • ヘッドランプ:夜間や暗い場所で前方を照らす灯火。一般にはヘッドライトとも呼ばれる。
  • フォグランプ:霧などで視界が悪い状況を想定した補助灯火。装備の有無や仕様は車種によって異なる。
  • フロントフェンダー:前輪周辺を覆う外装パネル。
  • フロントガラス:運転席の前にあるガラス。正式な技術用語ではフロントウインドシールドとも呼ばれる。
  • ワイパー:ガラスに付着した雨水などを拭き取り、視界を確保する装置。
  • エンブレム:メーカー名や車名などを示す標章。

ボンネットとバンパーを見分けるポイントは、開閉するかどうかです。ボンネットは通常、整備時などに開けるパネルで、バンパーは車体の前端を構成する部品です。ボンネットの下にある空間がエンジンルームに当たります。

なお、バンパーの外から見えるカバー部分と、内部の補強部材は同じものではありません。外観上は一体に見えても、修理や部品交換では別々の部品として扱われる場合があります。

車の後ろにある部位名称

車体後部には、荷物の積み下ろし、後方の視認性、灯火、排気などに関わる部品が配置されています。

  • リアバンパー:車体後端にあるバンパー。後部の外装を構成する。
  • テールランプ:後方から車の存在や状態を知らせる灯火の総称として使われることがある。尾灯、制動灯、方向指示器などの機能は区別される。
  • ブレーキランプ(制動灯):ブレーキをかけたことを後続車に知らせる灯火。
  • バックランプ(後退灯):後退時に後方を照らし、周囲に後退を知らせる灯火。
  • トランクリッド:セダンなどで、トランクルームを開閉するふた。
  • バックドア:ハッチバックやSUVなどの後部に設けられる開閉式のドア。車種によってはガラス部分も一緒に開く。
  • リアウインドウ:車両後部のガラス。
  • マフラー:排気音を低減する装置。エンジン搭載車などの排気系統に設けられる。
  • リアスポイラー:車体後部に取り付ける部品。形状や設計によって空気の流れや車両の外観に関わる。

ここで間違えやすいのが、トランクとトランクリッドの違いです。トランクは荷物を収納する空間を指す日常語で、トランクリッドはその空間を開閉するパネルの名称です。一方、バックドアは後部の開口部を大きく開ける構造に使われる名称で、車種やボディ形状によって呼び分けられます。

車の側面にある部位名称

側面の部品は、事故による損傷箇所の説明や板金修理で特に重要です。

  • ドアミラー:車体側面に取り付けられ、後方や側方を確認するためのミラー。
  • フロントドア:前席への乗り降りに使うドア。
  • リアドア:後席用のドア。4ドア車などに設けられる。
  • フロントフェンダー:前輪周辺を覆う外装パネル。
  • リアフェンダー:後輪周辺を覆う車体側面の部分。ボディ構造によっては車体と一体のパネルになっている。
  • サイドシル:ドア下部の車体側面にある構造部分。ロッカーパネルと呼ばれる場合もある。
  • ピラー:ルーフを支える柱状の部分。前方からAピラー、Bピラー、Cピラーなどと呼び、車体形状によって構成が異なる。
  • ルーフ:車体の屋根部分。
  • ホイールアーチ:タイヤを収めるために設けられた車体側面の円弧状の開口部。

JAMAの2024年7月24日付の解説記事「今さら聞けないシリーズ クルマ各部の呼称」でも、ウインドシールド、インパネ、センターコンソールなど、日常的な呼び方と技術的な名称の関係が紹介されています。自動車の部位名称は、単なる見た目の呼び方ではなく、構造や用途を理解するための言葉でもあります。

外装部品の位置と役割を比較

代表的な外装部品を、位置と役割で比較すると次のとおりです。

部品名称位置主な役割・見分け方
ボンネット(フード)主に車体前方の上部エンジンルームなどを覆う開閉式パネル
フロントバンパー車体前端前部の外装を構成し、衝突時の衝撃対策に関わる
フロントグリル車体前面網状・格子状の部分。車種により冷却用の開口部などを構成する
フェンダータイヤ周辺タイヤ周辺を覆う外装パネル
サイドシルドアの下部車体側面下部の構造部分
ピラー窓の周囲ルーフを支える柱状の部分
トランクリッド車体後部トランクルームを開閉するパネル
リアバンパー車体後端後部の外装を構成し、衝突時の損傷や衝撃への対応に関わる

外装部品の名称を覚えるときは、前後の位置だけでなく、開閉するパネルなのか、車体を覆うパネルなのか、車体を支える構造部分なのかを意識すると、似た部品も区別しやすくなります。

【内装編】ハンドル・ダッシュボード・シートなど車内の名称一覧

車内の部位名称は、運転操作や安全装備の理解に直結します。普段から触れている部品でも、一般的な呼び方と正式な名称が異なることがあります。

運転席周辺の名称

  • ハンドル(ステアリングホイール):車の進行方向を操作するための輪状の部品。
  • ダッシュボード:運転席と助手席の前方に広がる内装部分。メーターや空調吹き出し口、収納などが配置される。
  • インストルメントパネル(インパネ):メーター類や各種表示装置などが組み込まれる部分。一般にダッシュボードと重なる範囲で使われる。
  • メータークラスター:速度計などの計器類をまとめた部分。
  • センターコンソール:運転席と助手席の間にある部分。シフト操作部、収納、スイッチ類などが配置される。
  • グローブボックス:助手席前方などに設けられる収納スペース。
  • ルームミラー:車内から後方を確認するためのミラー。
  • サンバイザー:日差しを遮るため、フロントガラス上部に設けられる可動式の板状部品。
  • ペダル:アクセル、ブレーキなどの操作に使う足元の部品。マニュアル車にはクラッチペダルもある。
  • シフトレバー・シフトセレクター:変速や走行レンジの選択に使う操作部。車種によって形状や名称が異なる。

ダッシュボードとインパネは、完全に同じ意味で使われるとは限りません。ダッシュボードは前方の内装全体を指す広い呼び方として使われる一方、インパネは計器や表示装置などが配置された部分を指す場合があります。修理の際には、どの範囲の損傷や部品を指しているかを確認することが重要です。

座席・ドア・安全装備の名称

  • シート:乗員が座る座席。運転席、助手席、リアシートなどに分かれる。
  • ヘッドレスト:シート上部に設けられた頭部を支える部品。
  • シートベルト:衝突時などに乗員を拘束し、被害を軽減するための安全装置。
  • エアバッグ:衝突時などに展開して乗員を保護する補助拘束装置。
  • ドアトリム:ドアの内側に取り付けられる内装パネル。
  • アームレスト:腕を置くための部分。ドアやセンターコンソールなどに設けられる。
  • フロアマット:車内の床に敷くマット。
  • アクセルペダル:車両の加速を操作するペダル。
  • ブレーキペダル:車両の減速・停止を操作するペダル。

車内の部位を確認する際は、運転操作に関わる部品、安全装備、内装材を分けて考えると便利です。たとえば、ドアの内側に傷がある場合、損傷しているのがドア本体なのか、ドアトリムなのか、スイッチ類なのかによって修理内容が変わります。

また、エアバッグやシートベルトなどの安全装置は、見た目だけで正常かどうかを判断できません。警告灯の点灯や衝突後の異常がある場合は、取扱説明書に従い、整備事業者に点検を依頼してください。

活動歴および当時の関連ビジュアル記録
【検証資料 2】活動歴および当時の関連ビジュアル記録(出典:tiktok.com)

【足回り編】タイヤ・ホイール・ブレーキ・サスペンションの名称

足回りとは、車体の下側にあるタイヤやホイール、サスペンション、ブレーキなど、走行・操舵・制動に関わる部品群を指す言葉です。車の乗り心地だけでなく、安定性や安全性にも関わります。

タイヤとホイールは別の部品

  • タイヤ:路面に接するゴム製の部品。車重を支え、路面との摩擦によって駆動力や制動力を伝える。
  • ホイール:タイヤを取り付ける車輪の金属製部分。
  • ホイールナット:ホイールを車両に固定するための締結部品。
  • ハブ:車輪を取り付ける中心部分。
  • ハブベアリング:車輪の回転を支える軸受部品。
  • タイヤバルブ:空気を充填し、内部の空気圧を保つための部品。

「タイヤを交換する」と「ホイールを交換する」は、作業の対象が異なります。タイヤ交換はタイヤ部分の交換を指すのが一般的ですが、ホイールも一緒に交換する場合や、ホイールを車両から外さずに交換できる作業など、状況によって内容は異なります。

また、タイヤの空気圧は外観だけでは正確に判断できません。指定空気圧を確認し、適切な測定器を使用して点検することが基本です。

サスペンションとブレーキの名称

  • サスペンション:路面からの衝撃を和らげ、タイヤを路面に接地させるための装置。
  • ショックアブソーバー:サスペンションの振動を抑える部品。
  • ストラット:ショックアブソーバーなどを組み合わせたサスペンション構造の一種。
  • コイルスプリング:路面から受ける衝撃を吸収し、車体を支えるばね。
  • ロアアーム:サスペンションの構成部品の一つ。車輪の動きを支える。
  • スタビライザー:車体の左右方向の傾きを抑えるための部品。
  • ブレーキディスク:ディスクブレーキで車輪とともに回転する円盤状の部品。
  • ブレーキキャリパー:ブレーキパッドをディスクに押し付ける機構を持つ部品。
  • ブレーキパッド:ディスクを挟み込んで摩擦を発生させる部品。
  • ブレーキドラム:ドラムブレーキで使用される円筒状の部品。
  • ブレーキシュー:ドラムブレーキで内側からドラムに押し付けられる部品。

ブレーキディスクとブレーキドラムは、同じ役割を持つ部品でも構造が異なります。ディスクブレーキはディスクをパッドで挟み、ドラムブレーキはドラムの内側にシューを押し付けて制動力を発生させます。車種によって採用方式は異なり、前後輪ですべて同じ方式とは限りません。

異音、振動、ブレーキの効きの低下、車体の不自然な傾きなどがある場合は、足回りや制動装置の不具合が考えられます。これらは安全に直結するため、部品名称を調べるだけで済ませず、専門の整備事業者による点検を優先してください。

【エンジンルーム編】エンジン周辺の部品名称と役割

エンジンルームは、車両前方のボンネット内にある空間を指すのが一般的です。ここにはエンジン本体だけでなく、冷却装置、電源系統、吸気系統、各種液体のタンクなどが配置されています。ただし、エンジンの搭載位置や各部品の配置は車種によって異なります。

エンジンと補機類の名称

  • エンジン:燃料などのエネルギーを利用して動力を生み出す原動機。
  • シリンダーヘッド:エンジンの燃焼室上部などを構成する部品。
  • エンジンオイルフィラーキャップ:エンジンオイルを注入するためのキャップ。
  • オイルレベルゲージ:エンジンオイルの量を確認するためのゲージ。搭載されていない車種もある。
  • ラジエーター:冷却水などの熱を放出するための装置。
  • 冷却水リザーバータンク:冷却水の膨張や収縮に対応するために設けられるタンク。
  • エアクリーナー:エンジンに取り込む空気から、ほこりなどを除去する装置。
  • バッテリー:電装品への電力供給やエンジン始動などに関わる蓄電装置。
  • オルタネーター:エンジンの動力を利用して発電する装置。主にエンジン搭載車で使われる。
  • スターターモーター:エンジン始動時にクランクシャフトを回す電動機。
  • ウォッシャー液タンク:ガラス洗浄用の液体を貯めるタンク。
  • ブレーキフルードリザーバータンク:ブレーキ液を貯めるタンク。

エンジンルームの部品は、見た目が似ていても役割が大きく異なります。たとえば、冷却水のリザーバータンクとウォッシャー液タンクは、どちらも液体を貯める容器ですが、用途も補充する液体も違います。タンクのキャップや車両の取扱説明書で対象を確認することが重要です。

ハイブリッド車・EVでは部品構成が異なる

2026年に車の部位名称を調べるうえでは、従来のガソリン車を前提にしすぎないことも大切です。

ハイブリッド車には、エンジンに加えて駆動用モーターや高電圧バッテリー、電力を制御する装置などが搭載される場合があります。EVでは、駆動用モーター、インバーター、駆動用バッテリーなどが動力系統の中心になります。

そのため、EVには従来のエンジンオイルフィラーキャップやエンジン用オルタネーターがない構成もあります。一方、車両を制御する電装品や冷暖房などに関わる装置は、EVにも搭載されています。

また、オレンジ色の高電圧配線は、一般に高電圧回路を識別するために使われます。高電圧バッテリーや配線、インバーターなどは感電の危険があるため、名称を調べる目的であっても、むやみに触れたり分解したりしないでください。

公の場での発言・インタビュー報道記録
【検証資料 3】公の場での発言・インタビュー報道記録(出典:cdn-ak.f.st-hatena.com)

【プロの結論】車の部品の正式名称と修理現場での見分け方

車の部位名称を実際に役立てるには、名前を覚えるだけでは不十分です。修理を依頼するときや部品を購入するときには、一般的な呼び方と、整備事業者や部品カタログで使われる名称を区別する必要があります。

通称と正式名称はどう違う?

自動車の部品には、日常会話で使われる通称、メーカーの部品カタログに記載される名称、整備の現場で使われる略称などがあります。これらは必ずしも一対一で対応するわけではありません。

  • ハンドル:日常的な呼び方。部品を特定するときは「ステアリングホイール」と呼ぶことがある。
  • ヘッドライト:一般的な呼び方。整備・部品カタログでは「ヘッドランプ」などの名称が使われる。
  • ボンネット:一般的な呼び方。部品名称では「フード」「ボンネットフード」などが使われる場合がある。
  • ウインカー:一般的な呼び方。機能を表す正式な用語として「方向指示器」が使われる。
  • ブレーキランプ:一般的な呼び方。法令や技術的な説明では「制動灯」と呼ばれる。
  • ガソリンタンク:日常的な呼び方。整備上は「燃料タンク」と呼ぶことが多い。

正式名称を知るメリットは、部品を探すときだけではありません。整備事業者とのやり取りで、損傷箇所や不具合の内容を正確に伝えやすくなります。

修理で使う部品名称と作業用語

車の修理では、交換する部品の名称に加えて、どのような作業を行うかを表す用語も使われます。

  • 交換:古い部品などを取り外し、新しい部品などに取り替えること。
  • 修理:損傷や不具合のある部品・箇所を直すこと。
  • 調整:すき間、角度、作動状態などを適切な状態に合わせること。
  • 脱着:部品を取り外したり、取り付けたりすること。
  • 板金修理:損傷した車体パネルなどを修復する作業。
  • 塗装:補修箇所などに塗料を施し、色や表面の状態を整える作業。
  • アッセンブリー(Assy):複数の部品を組み合わせた部品単位や組立品を指す用語。

国土交通省の事業用自動車向け安全対策資料では、「交換」「修理」「調整」などが、それぞれ異なる作業区分として扱われています。部品名だけでなく、実施した作業を区別することは、整備内容を正しく把握するうえでも重要です。

また、環境省の「自動車リユース部品利用マニュアル」の概要版では、フロントバンパーAssy、フロントバンパーフェイス、フロントバンパーリーンホースメント、エネルギーアブソーバーなど、関連する部品が区別されています。

これは、外から見えるバンパーのカバーと、内部の補強部材などが別の部品として扱われることを示す例です。外観だけを見て「バンパーの交換」と考えても、実際に必要な作業は損傷の程度や部品構成によって変わります。

修理や部品注文で失敗しない5つの確認ポイント

  1. 部位の位置を明確にする:前・後・左・右のどこなのかを確認する。
  2. 部品名を具体的に伝える:「車の横」ではなく「左フロントフェンダー」など、可能な範囲で名称を使う。
  3. 車両情報を用意する:メーカー、車名、年式、型式、車台番号などを確認する。
  4. 仕様の違いを確認する:グレード、装備、塗装色、センサーの有無などによって部品が異なる場合がある。
  5. 交換範囲を確認する:外側のカバーだけなのか、内部の補強部材やセンサーなども対象なのかを確認する。

たとえば、前方を軽くぶつけた場合でも、損傷がフロントバンパーのカバーだけとは限りません。内部の補強部材、取り付け部分、灯火類、駐車支援センサーなどに影響が及ぶこともあります。

見た目の損傷が小さくても、内部の状態まで外観だけで判断することはできません。事故後の修理では、部品名を指定することに加え、必要な点検や修理範囲について整備事業者に確認することが大切です。

【プロの結論】部位名称は「位置・機能・部品単位」の3点で覚える

車の名称を効率よく覚えるには、3つの視点を組み合わせるのがおすすめです。

  • 位置:車体の前後左右、車内、車体下部など、どこにあるか。
  • 機能:照らす、覆う、支える、回転する、制動するなど、何をする部品か。
  • 部品単位:外側のパネルなのか、内部の補強部材なのか、装置全体なのか。

この3点を意識すれば、似た名称を混同しにくくなります。特に修理では、一般的な呼び方を知っているだけでなく、部品がどこまで含まれるのかを理解することが重要です。

初心者が日常点検や中古車選びのために名称を覚える場合は、まずボンネット、バンパー、フェンダー、ドア、タイヤ、ホイール、ハンドル、メーター、ブレーキなどの基本用語から始めるとよいでしょう。部品購入や修理の段階では、車両情報とメーカーの部品名称を照合する方法が適しています。

【車名称部位】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:車の前についている大きなカバーは何という名称ですか?
A1:一般的にはボンネットと呼ばれます。部品カタログではフードやボンネットフードなどの名称が使われる場合があります。エンジンルームなどを覆う開閉式のパネルです。

Q2:バンパーとフェンダーの違いは何ですか?
A2:バンパーは車体の前端または後端にある部品で、フェンダーは主にタイヤ周辺を覆う外装パネルです。バンパーは前後、フェンダーは車輪周辺という位置関係を覚えると見分けやすくなります。

Q3:ダッシュボードとインパネは同じものですか?
A3:重なる範囲がありますが、必ずしも同じ意味ではありません。ダッシュボードは運転席・助手席前方の内装部分を広く指すことがあり、インパネはメーターなどの計器類や表示装置が配置された部分を指す場合があります。

Q4:タイヤとホイールは何が違いますか?
A4:タイヤは路面に接するゴム製の部品で、ホイールはタイヤを取り付ける車輪の部分です。タイヤだけを交換する作業と、ホイールごと交換する作業は区別されます。

Q5:車の部品を注文するとき、正式名称だけわかれば十分ですか?
A5:正式名称だけでは不十分な場合があります。同じ名称でも、メーカー、車種、年式、型式、グレード、左右の違い、装備などによって適合する部品が異なることがあります。車検証などで車両情報を確認し、部品番号や適合情報を照合してください。

Q6:車の下にある部品はすべて足回りですか?
A6:いいえ。タイヤ、サスペンション、ブレーキなどは足回りに分類されますが、車体下部には排気系統、燃料系統、駆動系統などの部品もあります。位置が同じでも、機能によって分類は異なります。

まとめ:車の部位名称を覚えて点検・修理・中古車選びに役立てよう

車の名称・部位を理解するには、外装、内装、足回り、エンジンルーム、駆動系などに分類し、それぞれの位置と役割をセットで覚えることが大切です。ボンネットとバンパー、フェンダーとサイドシル、タイヤとホイールなど、混同しやすい部品の違いを押さえるだけでも、車の構造を把握しやすくなります。

さらに、修理や部品注文では、通称と正式名称の違い、部品単位の違い、車種ごとの仕様を確認する必要があります。特にバンパーや灯火類などは、外から見える部分と内部の部品が分かれている場合があり、見た目だけで交換範囲を判断できません。

まずは普段乗っている車を見ながら、前面・側面・後面の外装、運転席周辺、タイヤとブレーキの名称を確認してみてください。名称を知っておくことは、点検時の異常の説明、中古車の状態確認、修理見積もりの理解にも役立ちます。安全に関わる部品の不具合や高電圧部品の点検については、自己判断で分解せず、専門の整備事業者に相談することが大切です。 (出典: 車 名称 部位(Yahoo!ニュース))

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